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2006年09月29日

「エンドゲーム」残すところあと3ステージ

今日も大勢のお客様にご来場いただきありがとうございます。28日と29日はNHKによる映像収録が入っています。既にNHKからも発表されているように、10月8日(日)夜の教育テレビの芸術劇場で「エンドゲーム」舞台中継放送予定です。上演後すぐの放映ということで、ホットなうちに映像をご覧いただけると思います。
今日は、手塚とおるさんと柄本明さんの出演によりポストトークが行われました。様々な話題が出ましたが、全体を通して感じたのは、手塚さんと柄本さんの相性の良さというか、とくに何かを語り合うことなく通じる二人の役者の関係が醸し出す、何とも言えない雰囲気とうものでしょうか。これがお二人が稽古場からすごく楽しかったと言ってはばからない理由なのではないかと思いました。
残すところあと3ステージです。

2006年09月27日

ポストトークの出演者の変更について

ポストトークの出演者につきまして、一部変更がございましたのでご案内いたします。
9月29日のポストトークでは、スタンリー・ゴンタースキー氏(フロリダ州立大学サラ・ハードン教授)と内野儀氏(東京大学教授)にご出演いたたき、内野氏がインタビュアーとしてゴンタースキー氏にベケットについてのお話をお伺いしていただく予定でしたが、ゴンタースキー氏お一人で「エンドゲーム」について講演する形式で実施させていただくことになりました。日本語通訳付き。
これは、劇場とゴンタースキー氏との連絡の行き違いのため、このような変更となったものであり、内野氏および既に告知をご覧いただいた方には、直前での急な変更のためご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。

2006年09月25日

「エンドゲーム」4ステージ目

週が明けて4ステージ目を上演中に書いています。昨日・今日と立見のお客様が出るほどの盛況ぶりです。指定席解除も順調になり速やかにできています。この公演そのものが、間の多い非常に静かな芝居ですから、遅れて入るお客様も逆に安心かと思います。明日以降も多くのお客様にご来場頂けるようで有り難い限りです。後日、今日のポストトークなどの報告が出きればと思います。
さて、舞台写真その2。
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撮影:青木司

2006年09月23日

「エンドゲーム」 初日開けました

「エンドゲーム」は昨日無事に初日を迎え、本日二日目の公演も終わりました。二日間とも大勢のお客様にご来場いただき、好評のうちに終えることができました。
公演期間中ロビーではアイルランド大使館のご提供により、ベケット写真展を開催しています。ご来場の際には是非こちらもご覧ください。写真展の表示は英語なのですが、その日本語版のパンフレットを無料で配布しています。部数は限定ですのでお早めに。
さて公演は、ハムの手塚さんとクロヴの柄本さんの二人の掛け合いは、人間の喜劇性と悲劇性の両面をいったりきたりしながら進むのですが、それが本当のことなのか劇中の芝居なのか、なんとも不思議な感覚にさせられながら、客席では笑いがおきています。
そして、ナッグの三谷さんとネルの渡辺さんはお二人とも非常にキュートでとても愛らしくて素敵です。
あと8ステージ。本当にあっという間に公演は終わってしまいますので、お見逃しないように。
それでは舞台写真をご覧いただきましょう。

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撮影:青木司

2006年09月22日

いよいよ初日

本日「エンドゲーム」は、見学者が見る中で最終リハーサルがありました。その視線の中で役者は、特に柄本さんと手塚さんは“間”に対するお客さんの反応を楽しんでいる感じがしました。
ロビーの飾り付けも終わり、シアタートラムはベケット一色に染まっています。これは必見ですよ。
そして、いよいよ初日を迎えます。おかげさまで前売予約は本当にほぼ終了状況のようで、多くのお客様にご来場いただけるようです。
また、公演前日に当日券整理番号予約を行いますので、ぜひご利用下さい。
そして、今公演では開演時刻になったら指定席解除を行います。これは、小さな劇場では普通に行われていることではありますが、全席指定のある程度の規模の劇場では行われていません。海外、とくにフランスなどではスタンダードな方法のようですが。開演時刻になったら、空席を真ん中に向かって詰めておき、送れてきた人は、脇や後方の席にしか入れないという方法です。
きっと、上演中にはこうしておいて良かったともうはずですが、いざ自分が当事者になると、納得いかないという人もいるも知れないとは思っていますが、どうにもならないのです。
とにかくいろんなことにチャレンジする公演です。

2006年09月21日

「エンドゲーム」当日券発売情報

「エンドゲーム」は、仕込みリハーサルとも順調に進んでいます。
いよいよ、9月22日(金)に開幕いたしますが、ご好評いただき、前売予約が終了している回もございます。
前売予約が終了した回につきましては、公演の前日午前10時から、当日券購入のための整理番号の予約をくりっくチケットセンターで電話にて受付いたします。
ただし、予定枚数終了次第、受付けを締め切らせていただきます。
ご予約いただいたお客様は、公演当日開演の1時間前に、シアタートラム入口左側のチケットボックス前にご集合いただき、整理番号順に販売いたします。
集合に遅れた場合、整理番号は無効になりますので、ご注意下さい。

【受付開始】 公演前日の 午前10:00〜
【エンドゲーム当日券整理番号予約の取扱い】 くりっくチケットセンター 03-5432-1515
【お問合せ】 世田谷パブリックシアター 03-5432-1526

なお、整理番号をご予約いただいたお客様への販売後に残券がある場合は、当日直接お越しいただいたお客様へ先着順に当日券の販売をいたします。

皆様のご来場心よりお待ち申し上げます。

2006年09月17日

「エンドゲーム」稽古場レポート 9月17日

稽古最終日でした。大道具以外はほぼ本番仕様での通し稽古でした。
本当に面白かったです。自画自賛というわけではありませんが、真面目に面白いのです。
翻訳の岡室先生の、ベケットの持つ喜劇性を際立たせるように翻訳をしましたという言葉通り、本当に可笑しいのです。当然その裏には様々なものが描かれているのですが。
それだけでなく、本当に4人の役者さんたちが素晴らしいのです。これだけのキャスティングが実現できたのは、それこそ偶然というかベケットのおかげなのかも知れません。
特に、柄本さんと手塚さんは、それぞれ別なインタビューで、「“エンドゲーム”の戯曲はとても面白い。でも、それを演じるというのではなく、とにかくベケットが書いた台詞を役者の自分が言うだけ、それだけでいい。でも、それが本当に一番難しいのです。と同じように答えていたのが印象的でした。
そして、その結果が間もなく皆様にお見せできるのです。いよいよ明日18日劇場入りです。
これまでチケットについて何も書いてこなかったのですが、1日1回公演で10日間10回公演しかないため、すでに前売予約終了となった回もあります。まだ予約可能な回もありますので、くりっくチケットセンター、チケットぴあ、SePTオンラインチケットでご確認下さい。
また、前売予約終了となった回も、公演前日に当日券整理番号予約をくりっくチケットセンターで実施する予定です。詳細はまた後日ご案内します。
とにかく「エンドゲーム」お見逃しなく。

2006年09月16日

「エンドゲーム」稽古場レポート  9月16日

稽古場での稽古も今日と明日を残すのみとなり本当に大詰めです。
今日の稽古には、ポストトークにご出演いただく ゴンタースキー氏などのお客様を岡室先生が連れて稽古を見学にいらっしゃいました。やはり、ベケット研究者、それもベケットの上演ノートの編集者ということもあり稽古場はいつもとは違った緊張感がありました。
通し稽古が終わったあとに、ゴンタースキー氏から演出についての質問や岡室先生からの台詞の確認などがありました。
少し休憩した後に、2回目の通し稽古を行いました。流石に疲労の色は隠せず、2回目の通しは少し時間が延びていました。
いよいよ稽古も残す所あと一日。明後日には劇場入です。

2006年09月15日

「エンドゲーム」ポストトーク出演者について

「エンドゲーム」公演でのポストトーク出演者が決まりましたのでご案内いたします。

9月25日(月) 宮沢章夫(作家・演出家)、岡室美奈子(翻訳、早稲田大学教授)
宮沢章夫さんによる早稲田大学での「戯曲を読む」の授業に岡室先生が顔を出し、ベケットやその他様々なお話しをされていることが、宮沢さんの富士日記に書かれています。
そのお二人に、ベケットの魅力について、そして今回新訳した「エンドゲーム」などについてお話いただきます。

9月26日(火) 佐藤信(演出家)、谷岡健彦(東京工業大学助教授)
この日は、国際演劇協会「ITI養成プログラム」との共催によるポストトークになります。

9月28日(木) 柄本明、手塚とおる
出演者のお二人に、「エンドゲーム」について、そしてベケットの魅力についてお伺いします。

9月29日(金)スタンリー・ゴンタースキー(フロリダ州立大学サラ・ハードン教授)、内野儀(東京大学教授)
国際サミュエル・ベケットシンポジウムでも基調講演を行うゴンタースキー氏は、ベケット自身による上演台本の編集を手掛けており、ベケットのテキストとベケット自身による上演時の状況についてなどのお話をお伺いします。

各ポストトークとも、その日のチケットをお持ちの方のみご参加いただけます。
終演後15分程度のトーク準備時間を頂いた後、30分程度のトークを予定しています。

2006年09月14日

「エンドゲーム」稽古場レポート 9月14日

今日は、衣裳合わせを行い、本番で使用する衣裳の具合と仕上げに向けての最終確認を行った後、通し稽古を行いました。
照明プランナーの黒尾さんも稽古を見に来て、通しを見ながら脚本に何か書き込んでいる様子が窺えました。
稽古場と劇場で繰り返される通し稽古によって、作品がさらに精度を高められ本番に挑むことが出来るのか、今から楽しみです。
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「エンドゲーム」稽古場レポート 9月13日

12日、13日と通し稽古を行いました。通し稽古の前に、本読みで細かいところを確認し、一部抜き稽古を行ってから通し稽古となります。ハムは完全に、クロヴもほとんど出ずっぱりの舞台ですから、通し稽古のあとに抜きで稽古を返すというのはなかなかきついものがあるため、事前に細かいことを確認しておくのです。通し稽古のあとは、ダメだしを念入りに行って稽古は終了ということのが今のところのパターンです。あとは、稽古最終日まで繰り返し通し稽古を行っていくだけです。
演出家は『どこかで、1日2回通し稽古をしておきたいな』とつぶやいていました。
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2006年09月11日

「エンドゲーム」稽古場レポート 9月10日

今日は、プランナーや、二兎社に出演する役者さん5名が稽古休みだったこともあり見学にくるなど、いつもは少人数の稽古場が大賑わいでした。
衣裳や小道具など本番仕様のモノが少しずつ持ち込まれてきて、使い勝手や動きなどを確認していきます。
とりあえず、頭から最後まで通してみました。まだあやふやなところがあったり、細か詰めなければならない所もありましたが、とりあえず全体が見えました。この感じだと、上演時間は2時間はかからないでしょう。
最後まで通してみると、この「エンドゲーム」という作品は、人間の可笑しさと哀しさとが見事に描かれたものであることが改めて認識出来ました。
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2006年09月10日

「エンドゲーム」稽古場レポート 9月9日

さて、稽古もいよいよ終盤戦となってまいりました。今日は、公演期間中昭和音大からインターンとして現場に入ることになっている学生さんと、照明プランナーの黒尾さんも稽古を見に来ていました。
いくつかのシーンの稽古をした後、夕方から頭から9割弱のところまで通しました。そうするとこの作品の持つ様々な魅力が際立ってきます。いろいろな台詞で、その字面だけでは決して笑えるような言葉ではないのに、演じられている状況の中でその言葉が出てくると、吹き出してしまうほどに可笑しいところがあります。
写真は、稽古場の上の方からとった、ナッグとネルの会話のシーン。道具は稽古用のものです。ちなみに椅子に座っているのがハムです。
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2006年09月08日

「エンドゲーム」稽古場レポート 9月8日

今日からは、4人が揃って全体の通しに近い稽古が開始となりました。ここから最後の詰めに入っていきます。
昼間には、岡室先生がベケットシンポジウムのことなどについて取材を受けていらっしゃいました。今年は、世界各地でベケットシンポジウムが行われているのですが、ベケット研究に関しての著名人がこれだけ多数集まるのは東京シンポジウムだけであり、特に、初来日となるノーベル文学賞受賞者であるJ.M.クッツェー氏の公開講演会はとても貴重です。また、その他も非常に充実したセッションが目白押しですので、是非ご期待下さいとのことでした。
稽古は、頭から8割ぐらいの所までを止めたり、返したりしながら進めていきました。同時に、衣裳や小道具、そして美術などが随時稽古場で確認されながら作業が進められていきます。世田谷パブリックシアターの稽古場には、衣裳作業室と木工作業室があり、稽古と同時に製作作業が行われていきます。サイズ合わせや、デザインの確認などもすぐに出来るような体制になっています。大きなサイズの道具などは必要に応じて専門の業者で製作や装飾となりますが、小道具やその他製作出来るものは作業室で製作しています。このような状況の中で稽古が進行できるので時間に無駄がなく非常にスムーズに準備が進んでいます。そして、劇場であるシアタートラムも目の前で、稽古場から楽屋への荷物の移動もとてもスムーズに出来るようになっています。
今日の写真は、戯曲中ナッグの台詞に出てくる「ターキッシュ・ディライト」というお菓子の箱で、岡室先生のダブリン土産です。日本でいうところの砂糖菓子とか求肥(ぎゅうひ)のような甘いお菓子でした。
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2006年09月07日

「エンドゲーム」 レクチャー 9月6日

「エンドゲーム」関連企画として、翻訳の岡室先生によるレクチャー「ベケット『エンドゲーム』新訳をめぐって ー 不条理からの脱却」が行われました。
ベケットについて簡潔に話した後、今年の「生誕100年祭」についての話になりました。ちょうど岡室先生がダブリンに滞在している時期に生誕100年祭がアイルランドのゲートシアターで行われていたので、その様子を岡室先生が撮影してきた写真などを見せながら説明していました。すっかり岡室先生のミーハーな一面が垣間見れました。
そして、本題の「エンドゲーム」の新訳についての話になりました。今年は各地で「エンドゲーム」がいくつも上演され、既に3つの公演をご覧になっていて、どれもとても面白かったこと。翻訳するにあたっての底本の考え方や、新訳のポイントなどをお話いただきました。ベケットがこの戯曲を書いたのは、不条理が不条理として存在していた時代であるが、時代がベケットに追いつき、現実的な世界になってきたため、理解しやすくなってきているのではないか。そして、翻訳の言葉も、できるかぎり分かりやすい言葉を選んだとのことでした。
ベケット自身が演出した「エンドゲーム」の舞台映像や、稽古風景の写真など貴重な映像なども見ることができ、充実した時間だったと想います。
岡室先生が話した内容は別な機会にもう少し詳しく紹介出来ればと思います。
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2006年09月04日

「エンドゲーム」稽古場レポート 9月4日

今日は稽古前に手塚さんへの取材がありました。インタビューでは、ベケット戯曲について、今回の「エンドゲーム」について、この作品を上演するにあたって役者として考えていることなど様々な質問に答えていました。また、今回の新訳による戯曲の言葉は、今の時代に素直に聞くことのできるものとして訳されていて、とても面白いものになっていますとも語っていました。
さて、稽古はハム、クロヴ、ナッグが登場するシーンを順々に進めていきました。ナッグとネルは戯曲の指定上ゴミ箱のようなモノの中に入っているのですが、稽古ではとりあえずその代わりになるものを使用しています。写真では分かりにくいかもしれませんが、手前の三谷さんが頭を出している木製のものがそれです。
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2006年09月02日

「エンドゲーム」稽古場レポート 9月2日

いよいよ9月に入り初日まであと3週間となりました。今日は稽古前に、信さんに新聞社の取材インタビューがあり、たっぷり1時間ベケットについて、エンドゲームについて、そして最近の演劇について話が弾みました。
後半に入り、これまでにもまして集中して稽古は進みます。丁寧に丁寧に脚本を読み進めていきます。
同時に、本番で使う道具類も一つ一つ入手したり製作が進んでいきます。衣裳や小道具類も本番で使うものを確認して、さらにイメージが具体的になっていきます。
今日の写真は稽古で使っているハムが座っている椅子です。本番は違うものが用意されます。それが、どの様なものになるかは本番をお楽しみに。
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