ミニインタビュー第四回は・・・
いせゆみこさん(写真左)×伊勢佳世さん(右)です!
○今日はどうぞよろしくお願いします。ではさっそくお二人のご紹介から・・・
まず、いせゆみこさんは世田谷パブリックシアター/シアタートラムには・・・?
いせ:宮沢章夫さんの遊園地再生事業団の「トーキョー・ボディー」と「トーキョー/不在/ハムレット」でシアタートラムの舞台に立ちました。その後「ソウル市民」(世田谷パブリックシアター主催公演・フレデリック・フィスバック演出)でもシアタートラムに出演しました。
○演劇との出会いは?
いせ:子どもの頃からミュージカルなどが好きだったんですが、高校生のときに宮沢章夫さんの舞台を見たのがきっかけです。「ヒネミ」を見て・・・衝撃的でした。進学で上京して、「ENBUゼミ 宮沢章夫クラス」を経て、オーディションをうけて遊園地再生事業団の公演に出演しました。その頃のつながりで色々な劇団に客演させていただいて、粕谷くんや柴田君も所属するダックスープに声をかけていただき、今に至ります。
○ダンスがお上手ですよね?井手茂太さんのダンスはどうですか?
いせ:上手というよりも・・・子どもの頃にバレエをやっていたんです。遊園地再生事業団の公演ではパフォーマンス的な表現を担当することが多く、いせゆみこ=ダンスというイメージが出来ているのかもしれません。井手さんの振付は俳優の体から出るものが要素になっている振付で、踊っていても、見ていても、とても面白いです。
○今回はご出身の岩手県(盛岡劇場)での公演があります。
いせ:18歳まで岩手の大船渡というところに住んでいました。盛岡劇場には行った事がないのですが、地元での公演なので楽しみです。
○伊勢さんは、俳優座ご所属です。お芝居をはじめたきっかけは?
伊勢:大学2年のときにお芝居の勉強をしてみたいと思ったんです。どこで勉強すればいいのかなと思っていたら、書店で(俳優座養成所を経て文学座に入団し活躍している)山崎努さんの本(『俳優のノート―凄烈な役作りの記録』)を見つけて。山崎さんのプロフィールに俳優座養成所出身と書いてあったんです。そこにいけばお芝居の勉強が出来ると思って、俳優座養成所に入所しました。
○これまでどのような作品にご出演ですか。初舞台は俳優座本公演ですか?
伊勢:俳優座本公演に出る前に、準劇団員のときに、「見よ、飛行機の高く飛べるを」(世田谷パブリックシアター主催、永井愛作・アントワーヌ・コーベ演出)のオーディションを受けて出演したのが初舞台になりました。
その後、世田谷パブリックシアター主催公演には「ソウル市民」(平田オリザ作・フレデリック・フィスバック演出)、「死のバリエーション」(ヨン・フォッセ作、アントワーヌ・コーベ演出)にも出演させていただきました。
○「ソウル市民」はいせゆみこさんも出演でしたね。この公演はシアタートラムでの公演のほかに、フランス・アヴィニョン演劇祭でも上演しました。海外公演はいかがでしたか?
伊勢:フランスには稽古もあったので、3週間くらい滞在して・・・
いせ&伊勢:(海外公演のために海外に滞在するのは)夢のような生活でした(笑)
○フランスの観客の反応はどうでしたか?
伊勢:途中で帰っていく人は、ドンドンと足音を立てて“もう僕は観ません!”っていう態度を表に出して帰っていくんですけれど・・・
いせ:最後まで楽しんで観てくれる人は、スタンディングオベーションで“ブラボー!”と言ってくださって、楽屋まで押しかけてきて「良かったよ!良かったよ!」って・・・(笑)
伊勢:フランス語で(笑)
○「ソウル市民」での共演のせいか いせさんと伊勢さんはとても仲がよさそうですね。
いせ:はい。(伊勢さんに限らず)出演者は皆、仲が良いです。やはり、海外に滞在して作品に出演して、公演の後も、出演者とパリに行ったりして、特別な団結力が生まれました。
伊勢:(いせさんと)同じ苗字でこんなに仲良くなるなんて珍しいですよね。
いせ:頼りにしています(笑)。
伊勢:お世話になっています(笑)。
○今回ふたたび共演です。お二人とも「アメリカ」初演、再演にはご出演になっていませんが、どうですか?小説から舞台作品をつくるという手法です。
伊勢:はじめはなじまなくてはならないと思って、緊張していたんですが・・・今はなじんでいます。みなさんが、私たちを新鮮に受け止めてくださっている気がします。
いせ:創作ワークショップのときは、今まで経験したことのない方法なので、小説の読みこみ作業に悩みました。1年のワークショップを経て、作業が身についていればいいのですが・・・。
○では最後にひとことどうぞ
伊勢:共演者の皆さんの起こす風に乗りながら、自分なりの風を、かすかでも、起こしたいと思っています。
いせ:私も、風の流れを読むことから初めて、そして風に乗って、楽しみたいと思っています。
☆今回は、お二人にお気に入りグッズの写真とコメントをいただきました!
伊勢さん・・・
漢方茶にはまっています。体調やお肌の調子を体の内側から整えたいと思ってはじめました。それから友達からもらったパンチングカンガルーボールペンです(笑)
いせさん・・・
オリジンズのピースオブマインドというマッサージジェルです。首から頭の方に延ばすと、アロマの香りとともに湿布のようなスースー感がやってきます。頭痛の時とか、すっきりして気分転換にとてもよいので気に入っています。
もう1枚は、(伊勢)佳世ちゃんと私は二人ともパンが大好きで(「ソウル市民」のアヴィニョン公演の時)フランスでも毎日の様に二人でパン屋巡りをしていたんです。今でも好きなパンを持ち寄って楽しんでいるので、写真を取ってみました。左側は佳世ちゃんのお気に入りドイツパン、右の二つは私の、クスクスのパンです。
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伊勢佳世
神奈川県出身。法政大学人間環境学部卒業。俳優座演技研究所を経て、2002年に俳優座入団。劇団公演に『風薫る日に』(演出:亀井光子)、『野火』(演出:鐘下辰男)などがある。外部出演作として『見よ、飛行機の高く飛べるを』『死のバリエーション』(演出:アントワーヌ・コーベ)、『ソウル市民』(演出:フレデリック・フィスバック)など、活動の場を広げている。俳優座所属。
いせゆみこ
10歳より、7年間仙台にてクラシックバレエの基礎を学ぶ。1999年、ENBU ゼミナール 「宮沢章夫クラス」を卒業。卒業公演「屋上図鑑」が役者としての初舞台となる。主な出演作に、遊園地再生事業団「トーキョー/不在/ハムレット」、KERA・MAP「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」、世田谷パブリックシアター「ソウル市民」など。ダックスープ所属。