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年齢などひとつの記号にすぎないと感じ、大いに元気づけられた

ピーピング・トム『Le Sous Sol/土の下』
鑑賞日:2月7日(土) 16:00  
女性

 「ダンスを超えた舞台の初上陸」、「ダンス、演劇と音楽の融合」、「公演場所でのシニア・エキストラの出演」などの刺激的な紹介を目にして、大いに興味を沸きたてられた舞台を鑑賞できて幸せだった。

 下手にライトが当たると、小さな家の模型。現れた老婆が明かりを灯す・・・と思われたが、なんと燃えてしまう。驚く間もなく、激しい音楽が始まりそれに乗って踊る男。舞台には土が敷き詰められ、男がもうひとり土のなかから現れる。土煙をあげて踊るオープニングから度肝を抜かれた。女は巨大な花束を持って登場。踊りだすと、それらが一体となって不思議なフォームを形作る。

 刺激的なパフォーマンスが続くが、もっとも感動的だったのは、80歳を超えた女性ダンサーが、若者とキスをしたまま長く長く踊り続けるシーンである。こんな官能的なダンスは観たことがない。年齢などひとつの記号にすぎないと感じ、大いに元気づけられた。

 この作品が「砂の女」に触発されたとの言葉は日本人にとってはたいへん嬉しく、次回作は「楢山節考」が出発点とのこと、これも楽しみである。

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2009年03月08日 14:38に投稿されたエントリーのページです。

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